学校法人 朴沢学園 明成高等学校

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2・3年 校外授業 仙台文学館研修

学校教育系・幼児教育系・社会系で仙台文学館へ研修に行きました。
2・3年生合同で研修するのは今日が初めてです。

今回は、特別展「ふしぎ駄菓子 銭天堂へようこそ」を見学しました。



◎生徒たちの感想

*銭天堂展では、お話の内容を再現したフォトスポットや多彩なディスプレイがまるで作品の中に入ったような感覚を楽しむことができました。仙台文学館を訪れ、様々な文学の魅力を感じました。作家や文豪の文字に込められた創作活動への熱意や想いをたくさんの作品から感じることができました。

*jyajya先生の直筆のラフスケッチがとても印象に残りました。あの繊細で不思議な世界観を形にするのはやっぱりとても大変なのだということを実感しました。絵ができるまでの裏側も垣間見えてとても面白かったです。常設展では井上ひさしさんが中学3年生の時に書いた「握手」の話を学芸員さんからしていただきました。実話を元にしたと知り、驚きました。

*銭天童の不思議な世界観を幸運な人だけがたどり着けるという設定がその世界に奥行きをもたらしていると思いました。また、善と悪の対決があるのも物語として良いと思いました。ただ甘く美味しい駄菓子ではなく、幸運をもたらしたり、時には不幸をもたらすのが人間の心の弱さを描いていて良いと思いました。

*事前学習で銭天堂の1話を見ました。子どもに限らず、私も見ていて「はっ」とさせられる部分が多く、内容もとても面白かったです。

*常設展の震災に関する展示で、いすの上に古くなった本が積まれていてメッセージ性を感じました。”みやぎの児童文学”では、幼い頃に見ていた絵本を久しぶりに見て、懐かしい気持ちになりました。

*普段私たちが手に取るものは、完成しているもの(作品)のため、作者が直筆で書いたイラストや表紙を見ると言うことはとても貴重なことなので印象に残りました。また、表紙や背表紙、目次の原稿には、「半角あける」や「6ミリ」など事細かに指示が書かれており、作者の細かいところまでのこだわりを見ることができ、読み手のことを考えているということが伝わってきて、さらに印象に残りました。

▼1Fエントランスで仙台文学館のことや常設展・特別展について説明


▼子どもの絵本の部屋

「はらぺこあおむし、懐かしい」


「今日は何の日?“知〜らないの、知らなの〜”ここのセリフが良いよね」


▼3年生集合写真


▼2年生集合写真
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